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グリストラップに使うと便利な油吸着材について紹介していきます。グリストラップに浮く油を簡単に取り除く方法がないか探しているなら必見です。
グリストラップ用油吸着材とは、ポリプロピレンの化学繊維でできた吸着シートです。
ポリプロピレンは化学繊維の中で一番軽い繊維だといわれており、水に浮く吸水性が低い材質として注目されています。
そのため、汚水の中に入れても浮かぶ特性があり、グリストラップ内での使用に適しています。水を吸収しにくいので、使った後でも簡単に回収できます。
グリストラップ用油吸着材はシート状になっていて、薄くて軽いので誰でも簡単に設置できます。グリストラップの第2槽の汚水の上に、ポンと置くだけで設置は完了です。
使用期間の目安は1週間ですが、頻繁に油を使う店では吸着スピードも速いので、様子をみながら交換回数を増やしてください。
油を吸着しているので、取り出すときは周囲に油が飛び散らないように気をつけて回収しましょう。
グリストラップ用吸着材は、水に浮くので油をメインに吸着してくれます。
グリストラップの第2槽の大きさにカットされているもので、大体1枚あたり1kg程度の油を吸ってくれます。
油が簡単に吸着できて掃除が楽になるだけでなく、吸着材がフタの役目を果たすので臭いを抑える効果も期待できます。
交換が簡単なので、掃除をする従業員の負担を軽減できるでしょう。
グリストラップ用吸着材には油がたくさん吸着しているため、一般廃棄物としてゴミに出すことはできません。
グリストラップから出たゴミは全て産業廃棄物となり、産業廃棄物の認定業者に依頼する必要があります。
できればグリストラップ用吸着材を使う前に、産業廃棄物処理を行っている業者に回収方法を聞いておくと、吸着剤を廃棄するときに慌てずに済み安心です。
グリストラップ用吸着材を扱うときは、産業廃棄物として必ず業者へ処理を委託しましょう。
処理を委託する際は業者に認定証の写しをもらい、契約書を交わすのを忘れないようにしてください。
産業廃棄物の取り扱いついては多くの場合、依頼者側にも責任が問われます。
そのため、処理業者に依頼するときは、信頼できる業者に処理をお願いし、処理が終わるまで経過をきちんと確認しておくことが大事です。
グリストラップは清掃したごみを産業廃棄物として処理しないと違法になってしまいます。
行政の許可を受けずに激安価格で清掃・廃棄を行っている企業もありますので注意しましょう。
このサイトでは、各清掃業者の「産業廃棄物収集運搬許可番号」の取得有無もご紹介していますので業者選びの参考にしてみてください。
産業廃棄物 収集 運搬許可番号 |
清掃料金の 目安 |
|
---|---|---|
アイエスジー | 〇
(優良) 第13-00-057319号 |
19,000円
程度 250L |
タカヤマ | 〇
(優良) 第13-00-000351号 |
28,000円~
200L |
東京設備 | 〇
第13-00-015269号 |
記載なし |
▼選定基準
グリストラップ清掃業者20社のうち、当サイトで重要だとしている電子マニフェスト対応の記載している会社かつ、契約書の交付に関する記載がある3社(2021年3月31日調査時点)