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グリストラップの清掃頻度から、日ごろのお手入れ方法まで一挙紹介していきます。
お店のグリストラップを一度も清掃したことがないという方は、ぜひ今日からお手入れを開始してみてください。
グリストラップ清掃の頻度は、どれくらい油やゴミが溜まるかによって異なります。
飲食店の中でも肉・ラーメン系の店舗は油が溜まりやすいので、こまめに清掃が必要となります。
排水トラップに汚泥が少しでも溜まっている場合は、お手入れをしておくと詰まるリスクを下げられるので安心です。
その他の飲食店は1カ月から2カ月に1回、他業種の店舗では2カ月から3カ月に1回の目安で排水トラップを清掃しておきたいところです。
グリストラップを使用する頻度は業種によって変わり、飲食店でなくとも調理設備のある施設では、2カ月から3カ月に1回のペースで清掃しておくと良いでしょう。
その他、コンビニやスーパーのように食品を扱う施設でも、最低でも2カ月から4カ月に1回のペースで清掃をしておくことをおすすめします。
バスケットは、飲食店や食べものを扱う店では特に毎日清掃をしたい部分です。油や食材のカスを溜めたままにしておくと、汚れが落としにくくなります。
特に、油汚れが付着すると、時間が経つと固まってしまうので注意が必要です。
グリストラップの第2槽には、汚水の表面に油脂が溜まっています。この油脂は悪臭を放つ原因となるのでしっかりとすくって掃除しましょう。
油脂が少し溜まってきたらこまめに掃除したいところですが、時間がない場合は2日から3日程度のスパンで掃除しておくと良いでしょう。
グリストラップの第2槽とバスケットのある第1槽には、沈殿物が溜まっています。
汚泥と呼ばれる悪臭がするドロドロとしたもので、2日から3日に1回くらいのペースですくいあげてキレイにしておくと臭いがきつくなるのを防げます。
トラップは配水管と繋がる部分なので、配水管を詰まらせないようにするためにも1カ月に1回はブラシをつかって入念に洗浄しましょう。
油などの汚れを放置しておくと、汚水が逆流する原因にも繋がるので気をつけてください。
グリストラップ清掃は、日ごろのセルフメンテナンスに加えて、定期的にプロに清掃をお任せすると安心です。
セルフメンテナンスでは取り切れない汚れがどうしてもあるので、知らず知らずのうちに汚れが蓄積してしまう可能性があります。
万が一営業中に汚水が逆流してしまうと営業にも支障が出るため、早め早めにプロに清掃をお願いすることが大事です。
グリストラップは清掃したごみを産業廃棄物として処理しないと違法になってしまいます。
行政の許可を受けずに激安価格で清掃・廃棄を行っている企業もありますので注意しましょう。
このサイトでは、各清掃業者の「産業廃棄物収集運搬許可番号」の取得有無もご紹介していますので業者選びの参考にしてみてください。
産業廃棄物 収集 運搬許可番号 |
清掃料金の 目安 |
|
---|---|---|
アイエスジー | 〇
(優良) 第13-00-057319号 |
19,000円
程度 250L |
タカヤマ | 〇
(優良) 第13-00-000351号 |
28,000円~
200L |
東京設備 | 〇
第13-00-015269号 |
記載なし |
▼選定基準
グリストラップ清掃業者20社のうち、当サイトで重要だとしている電子マニフェスト対応の記載している会社かつ、契約書の交付に関する記載がある3社(2021年3月31日調査時点)