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グリストラップが詰まる原因と、放置したときのデメリットを紹介していきます。
グリストラップが詰まりかけているかもしれないと、汚水の排出ができているか疑わしいときは下記を参考にしてみてください。
グリストラップのバスケットに溜まる生ごみを処分していないと、詰まってしまい汚水が排出できなくなる危険性があります。バスケットの中の生ごみは、毎日廃棄するようにしましょう。
産業廃棄物の処理業者やグリストラップの清掃業者に、生ごみの処理を行っていないか聞いてみるのも◎。生ごみを一般廃棄物に混ぜるのは法令違反になるので注意が必要です。
油汚れを放置しておくと、固形になってしまって詰まる原因となります。油が固形状に変化してしまう前に、手早く掃除してしまうのが良いでしょう。
ただし、定期的にセルフメンテナンスしていても、取り切れない油汚れが固まって詰まる可能性があります。セルフメンテナンスをしたうえで、プロの清掃も併用するのがおすすめです。
グリストラップの詰まりを放置していると、悪臭が発生するリスクが高まります。
グリストラップの詰まりの多くは生ごみや油汚れが原因なので、放置した期間が長ければ長いほど、臭いがきつくなり自分では手に負えなくなってしまいます。
周囲にも臭気が流れ込むなど悪影響が出るため、詰まりに気づいた時点で素早く対処しましょう。
グリストラップの詰まりを対処せずに放っておくと、害虫が発生する危険性があります。一度害虫が出てしまうと、次々と増え続け大量に害虫が沸く事態になりかねません。
害虫が店舗に出ると店の印象が悪くなるほか、周辺の店や民家にまで虫が移動してしまって、責任を問われてしまう可能性さえあるでしょう。早め早めの対処が肝心です。
グリストラップの詰まりをそのままにすると、排水管が詰まってしまうことがあります。バスケットや第3槽まででとり切れなかった油や生ごみが、排水管に流れ込んで詰まってしまうのです。
グリストラップの清掃を綺麗にしていると、汚れたままの状態と比べると汚い箇所が目立つので、排水管や他の箇所もキレイに保つ意欲が沸きやすいといえます。
前向きな気持ちで清掃できるようにするためにも、グリストラップは清潔にしておくべきでしょう。
グリストラップの汚れを極限まで放置するのは、詰まっていつ汚水が逆流してくるか分からないので危険です。
定期的にプロに清掃を頼んで、詰まらないように防止するのが大事です。
また、定期的にプロに清掃を頼んでいると、排水管の清掃目安を教えてもらえるなど、キレイな状態をキープしやすくなります。
詰まった後に被る費用や手間を考えると、あらかじめプロに依頼したほうが安上がりではないでしょうか。
グリストラップは清掃したごみを産業廃棄物として処理しないと違法になってしまいます。
行政の許可を受けずに激安価格で清掃・廃棄を行っている企業もありますので注意しましょう。
このサイトでは、各清掃業者の「産業廃棄物収集運搬許可番号」の取得有無もご紹介していますので業者選びの参考にしてみてください。
産業廃棄物 収集 運搬許可番号 |
清掃料金の 目安 |
|
---|---|---|
アイエスジー | 〇
(優良) 第13-00-057319号 |
19,000円
程度 250L |
タカヤマ | 〇
(優良) 第13-00-000351号 |
28,000円~
200L |
東京設備 | 〇
第13-00-015269号 |
記載なし |
▼選定基準
グリストラップ清掃業者20社のうち、当サイトで重要だとしている電子マニフェスト対応の記載している会社かつ、契約書の交付に関する記載がある3社(2021年3月31日調査時点)