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グリストラップに虫が湧く原因と対処法を紹介していきます。
夏になったら虫が湧いている、冬でも一年中コバエが発生するという場合は下記を参考にしてください。
油脂は、チョウバエなど害虫の餌となります。そのため、グリストラップ内に油脂を放置しておくと、害虫が餌に群がるため危険です。
チョウバエは水の中でも産卵し、1匹、2匹だけだと思って放置していると瞬く間に大量発生します。
一度大量発生してしまうと駆除するのは大変です。見つけた時点で早く対応をすることが大事となります。
油脂に加え、汚泥もチョウバエなどの害虫が好む餌です。チョウバエは油脂と汚泥のどちらにも産卵し、幼虫の間は油脂や汚泥を食べて成長します。
そのため、油脂と違って汚泥は水の中にあるから虫が湧くことはないだろうと放置していると、あっという間に数十匹まで数が増えている可能性が高いでしょう。
汚泥は汚くて臭いのですくいあげるのが大変ですが、頻繁に清掃するように心がけたいところです。
害虫が出たのにもかかわらず、グリストラップを洗わずに放置していると虫が大量発生してしまう危険性があります。
グリストラップ内に沸く虫は、チョウバエのように小さくて飛ぶ虫が多いでしょう。
駆除をしても一度で取り除けるとは限らず、店内に成虫のチョウバエが隠れてしまっていると、また油脂や汚泥を少し溜めただけで産卵し増えていきます。
グリストラップ内は、汚水が流れているので雑菌が繁殖していて不衛生な状態です。
チョウバエなどの害虫はグリストラップの汚水、雑菌の中に潜り込んだ後に店内に飛び回るので、あちこちに雑菌をばらまいてしまう原因になります。
害虫は油脂や汚泥以外の食品も食べるため、飲食店や食品を扱う店では衛生面が悪化してしまいかねないでしょう。
害虫を放置しておくと、店の評判を落とす原因になる場合があります。
特に、飲食店や食品を扱う店では虫が飛んでいたり、食品に虫がとまっていたりすると、不衛生なイメージを持たれてしまいます。
悪い評判が拡散してしまわないように、日ごろからグリストラップを清掃して虫の発生を未然に防ぐなど、衛生面には気を遣う必要があるでしょう。
グリストラップに虫が発生したら、とにかく早い段階でプロに相談するのが大事です。
虫の大量発生を防げるかどうかは、初期対応に全てかかっているといっても過言ではありません。
それくらい虫は産卵してから孵化するまでのスピードが早く、手に負えない状態になってしまうのも時間の問題なのです。
虫の発生を防ぎたいなら、定期的にプロに掃除をしてもらい、自分でも油脂や汚泥を廃棄するようにしましょう。
グリストラップは清掃したごみを産業廃棄物として処理しないと違法になってしまいます。
行政の許可を受けずに激安価格で清掃・廃棄を行っている企業もありますので注意しましょう。
このサイトでは、各清掃業者の「産業廃棄物収集運搬許可番号」の取得有無もご紹介していますので業者選びの参考にしてみてください。
産業廃棄物 収集 運搬許可番号 |
清掃料金の 目安 |
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アイエスジー | 〇
(優良) 第13-00-057319号 |
19,000円
程度 250L |
タカヤマ | 〇
(優良) 第13-00-000351号 |
28,000円~
200L |
東京設備 | 〇
第13-00-015269号 |
記載なし |
▼選定基準
グリストラップ清掃業者20社のうち、当サイトで重要だとしている電子マニフェスト対応の記載している会社かつ、契約書の交付に関する記載がある3社(2021年3月31日調査時点)