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居酒屋のグリストラップ清掃を行った事例を3つ紹介していきます。
また、清掃に適した頻度も紹介するので、清掃を頼む目安にしてください。
8階建てビルの5階にある焼き鳥屋さんの物件です。厨房内にグリストラップがあり、厨房内・店内に悪臭が漂ってしまい、お困りでした。
焼き鳥や揚げ物の提供が多いことにより、グリストラップ内に油が溜まりやすくなるため、定期的な作業が必要になります。
また5階に位置しているため、通常のバキューム作業はできないので、ポータブルバキュームを使用して作業を行います。
グリストラップの縁や、籠、底まで磨きあげ、きれいな状態になりました。
ビルテナントの飲食店厨房の作業前の状態。グリストラップ内の汚れが大変ひどい店舗です。一年以上清掃していません。
定期的な清掃を行わなければ、異臭や食中毒、害虫発生の原因となってしまいます。ここまで汚れるとなかなかお店の方が清掃するのは困難となります。
当社の清掃作業も大変ハードな現場でした。グリストラップ清掃中。槽内の油汚れを引き抜いた状態ですが、それだけでもかなりきれいになった印象です。
こちらのお客様は、グリストラップの汚れがひどいお店だったため、清掃後、臭いがなくなったと喜んでいただきました。
作業前の配管内の状況です。油脂分が配管内に固着している状況がわかります。
油脂分により配管内が閉蓋していることがわかります。ごみもあり配管詰まりの原因になります。
清掃中上記同様油脂分による配管の閉蓋が見られます。配管詰まりの原因になりますので高圧洗浄の作業が必要です。
高圧のホースを配管の点検口から入れ、高圧の水で排水管内の清掃を行います。配管に固着しておりました油脂分がきれいになっていることがわかります。
上記同様配管内の油脂分がきれいに取れていることがわかります。
グリストラップ清掃の頻度は、居酒屋なら毎月1回程度が望ましいでしょう。特に居酒屋は揚げ物や焼き調理など、油脂が多く出てしまうので頻繁に清掃が必要となります。
毎日バスケットのゴミを捨てるのはもちろんのこと、2~3日に一度は汚泥や油脂分を回収するようにしたいところです。
汚れは放置するほど取り除くのが難しくなるため、忙しくてもグリストラップの清掃だけは定期的にするよう心掛けてください。
グリストラップは目に見える範囲の掃除は自分でもできますが、プロに頼むと見えないところや掃除しにくいところまでキレイに仕上げてくれます。
飲食店で一番大切なのは、衛生面ではないでしょうか。
グリストラップから悪臭が出たり、汚水が逆流したりする前に、予防の意味も込めて定期的にプロへ清掃を依頼するようしてみてください。
グリストラップは清掃したごみを産業廃棄物として処理しないと違法になってしまいます。
行政の許可を受けずに激安価格で清掃・廃棄を行っている企業もありますので注意しましょう。
このサイトでは、各清掃業者の「産業廃棄物収集運搬許可番号」の取得有無もご紹介していますので業者選びの参考にしてみてください。
産業廃棄物 収集 運搬許可番号 |
清掃料金の 目安 |
|
---|---|---|
アイエスジー | 〇
(優良) 第13-00-057319号 |
19,000円
程度 250L |
タカヤマ | 〇
(優良) 第13-00-000351号 |
28,000円~
200L |
東京設備 | 〇
第13-00-015269号 |
記載なし |
▼選定基準
グリストラップ清掃業者20社のうち、当サイトで重要だとしている電子マニフェスト対応の記載している会社かつ、契約書の交付に関する記載がある3社(2021年3月31日調査時点)