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A.グリストラップ内の汚泥の量と設置位置、清掃頻度によって算出されています。汚泥の量は多いほど費用が掛かります。量の測り方はグリストラップ内の縦×横×水深をはかって何リットルあるのかを算出します。
設置位置については、グリストラップを設置している場所が屋内か屋外か、設置階がどこかといった点が費用を算出するポイントとなります。バキュームカーを使ってホースも届く場所よりも、高層階でバキュームが別途必要になる方が人件費がかかるため、費用が高くなります。
作業回数は、年間の作業数が多いと1回の費用が安くなることがほとんどです。
A.グリストラップ内の汚泥は産業廃棄物にあたります。産業廃棄物は契約書を締結せずに処理してしまうと違法となります。契約書を結ばずに処理をしようとする業者は違法h業者の可能性もあるため、グリストラップ清掃業者を選ぶ際には必ず契約書を結ぶことを忘れないようにしなければなりません。契約は書面で交わすことが定められており、変更があった際には覚書などを交わす必要があります。契約の際には清掃業者や管理会社が入るような三者間契約は禁止されているので気を付けましょう。
締結が必要な契約書は2つあります。1つは「産業廃棄物収集運搬委託契約書」です。グリストラップ内にある汚泥を抜き、処分場まで運ぶために必要な契約書です。もう一つが「産業廃棄物処理委託契約書」で、これは汚泥の処分を処分場に委託するための契約書となります。
A.汚泥は処分場まで運ばれた後、中間処理施設へ運ばれます。そこで汚泥が含む水分を抜いて乾燥させるほか、燃やしたり砕いたりします。それから最終処分場へ運ばれると、埋め立てられるか、リサイクルされるのです。処分場の中にはリサイクル方法として肥料を作る材料にしているところもあるようです。
A.新たに東京都内で出店する際には、汚泥や廃油の処理のためにグリストラップを設置する必要があります。条例は各地方自治体で決まっていますが、東京都内では義務となっています。グリストラップが設置されていないと、営業許可が下りない場合もあるので、必ず設置しましょう。
A.違法になります。グリストラップの汚泥と廃油は産業廃棄物に当たるからです。一般ごみとして処理をしてしまうと、違法となります。処理の際には、汚泥処理の許可を持った産業廃棄物処理業者に依頼して処理してもらいましょう。
グリストラップは清掃したごみを産業廃棄物として処理しないと違法になってしまいます。
行政の許可を受けずに激安価格で清掃・廃棄を行っている企業もありますので注意しましょう。
このサイトでは、各清掃業者の「産業廃棄物収集運搬許可番号」の取得有無もご紹介していますので業者選びの参考にしてみてください。
産業廃棄物 収集 運搬許可番号 |
清掃料金の 目安 |
|
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アイエスジー | 〇
(優良) 第13-00-057319号 |
19,000円
程度 250L |
タカヤマ | 〇
(優良) 第13-00-000351号 |
28,000円~
200L |
東京設備 | 〇
第13-00-015269号 |
記載なし |
▼選定基準
グリストラップ清掃業者20社のうち、当サイトで重要だとしている電子マニフェスト対応の記載している会社かつ、契約書の交付に関する記載がある3社(2021年3月31日調査時点)